遺言

一緒に生きたい

東京に行ったよ

例のごとくイベントの付き添いではあるものの。

人間て難しいなと思ったイベントだった

多分ほんとに仲良かったんだろな 憶測だけど

でも色々あって不仲になって目を合わせもしないというのは、

淋しいことだと思う 私は基本的にどんな大切だった人とでもそうだから、だから余計物悲しさを感じた

受け入れてほしい欲求を、誰もが抱えていて

報われるのはそのごく一部、とさえ思えるのに、

あまりに遠いところでは優しさが充ちていて

ここだけが冷えきっているのだと痛感した

なんだか泣けてくるのだ

目の前を高速で通過していく新幹線も電車も死の匂いがする 死ぬのに必要なのは、無くすこと。死にたくないと思う一時を、風を纏って空気を切り裂く彼らのはやさなら、それさえも無く、まるで夢のように、

初めて、ピューロランドに行った ここは、彼女にとって…救世主のような人との思い出があるところ 地に足の付かない感覚がしていた

すべてかわいくてきれいだった 夢みたいだった、たくさんあるけど、一つだけ、キティちゃんと写真を撮った 手を繋いで、ハグをして。緊張もあった。あったけど、まるで、母、みたい、だった 

 

連続性を失うこと

他者との関係を失うこと

それはこわい 不安になること

夢のよう。夢のよう。まるで迷子のように、どうしたらいいのか分からなくなる。ひとはたくさんいるのに、誰の目にも私はうつらない そうなると、自分の存在すら自身で分からなくなる

この膜を解いて、溢れるまま地へ吸われれば、こんな虚しさや不安を無くすことが出来るのか

私は一体なぜこんなにも独りなのだろうと思う

ひとりではないのに、ずっと独りだ

体が重い

皆が嬉しそうに笑っている 私も嬉しい そう思いたいから、私を消したい

ねむい