遺言

一緒に生きたい

2019-09-01から1ヶ月間の記事一覧

滾々

時々とても、好きだ、って、伝えたくなる すき、あいしてる、なんて、 妹は陳腐で初々しいとわらった。そんな簡単に「すき」を使っていたらいずれ気持ちは鈍っていって、感動は薄れていくと でも言い飽きることはないと思う 何度伝えたって、言葉がいくら使…

未来に

初めてマイスリーを切った これが欲しくて病院変えたくらいなのに。 なんで、なんで?先生のいうとおり、良くなってる、のかもしれない その心当たりはひとつしかない 夢を見ているみたい ほんとに夢かもしれないと思う 夢はいつか醒めて、さいご私は褥で眠…

小さな海

早く会いたいとおもうの久々かもしれない 人と会うの嫌だったし話すのも怖いのに、あの子には会いたいし会う夢を見る 薬は飲んでいかない 会う恐怖より忘れたくない気持ちの方が断然強い そりゃあ、どう見られるかとか、振る舞いが変だったらやだなっておも…

幸せを赦すということ

綺麗な気持ちだけでいられるのかといえば、そんなことは無い 嫌いだとか厭だとか、そういう感情だって持ってる その気持ちを以て世界を憎んでいる ただ、どうしても遠い 昂った感情のまま喚き散らすことは時々、 それでも遠くて、怨む、ことが、 例えば自分…

好きになっても、いいの

今更、誰かを好きになってもいいのか、とか、怖気付く 好きになるの自体はこわくない。勝手に好きになって、好きですって伝えること。要らない、と言われたらゴミ箱に捨てればいいような、私だけが抱える好意なんて、怖くない けれど、好き、と言われたら、…

移り逝く世界で冀う

あなたは私が死んでもずっと生きて、もっと生きて、そして、私と同じくらいの歳になったときに、色々とあったなと、深みのある人生を、振り返ってみてください。 夏を数えた立葵の姿はとうに潰え、合歓の花は茶色く沈み、ノウゼンカズラの頭は落ちて今ごろ海…

昨日のこと

私が差し上げられるものなら何でもあげたい 私たらしめるものがこころだとするならそれを殺すことで生きようとした私は、間違っていなかった、と思う そうしなければ耐えられなかった 生きるのも死ぬのもいやだったから だけど、そういう努力?をしているう…

感情の産まれ、行く先

よい感情ばかり掬って ネガティブな感情を抱かない 抱いていない、ということにする。 何もかもをゆるす。私のことを嫌だ、と思わない限り、私はそばにいて、大切にする。たったそれだけのシンプルな関係。どんな種類の好きだったとしても、それは好きに変わ…