遺言

一緒に生きたい

ひかりにさらわれていく

本当に友達いないの?と訊かれて、冗談抜きで本当に居ないので、そうだよ。と返したけど、それっぽい関係が全くなかった訳では無いと思う
私は誰かと仲良くなること自体が滅多にないから、そういう縁を本当に貴いものだと思っている。だからその人のことを忘れないし、離れた今でもよく思い出すの

これ、前もどっかで書いたと思うけど、振り返るためにまた書く あんまり良く思い出せないことも記憶が違ってるところもあるかもだけど
2007年はしほとまなみ。2008年はあきみで、その縁が切れた時、初めて腕を切った 2009年はまことしずだったけど、とても仲良しの反面しょっちゅう女らしい、陰湿な、喧嘩ばっかりだった気がする 喧嘩した時に、仲良くしてくれる子たちもいた。あまり好きじゃなかったけど、今思えばほんとに有難かったなとおもう。あと、8年から9年まで一緒にいたさきと、初めて同性でお付き合いする関係になったけど、その時の私は好奇心とただ寂しかっただけで、本当に彼女のことを好きだったわけじゃなかったので、酷いことをしたな、と、たまに思い出す。
2010年から2013年まではみさとといつものメンバー。2013年の夏に絶交を切り出されて、そこからまた鬱になってった。2013年の秋からはあきちゃんだ。この年の春、大講での授業中に、当時好きだったジャンルの絵を隣の子が描いてたよ、とみさとに教えて貰って、ノリで話しかけた子だった。今までも多分、同じクラスで同じ授業を受けてたはずだけどあんまり話した覚えがない。秋冬、鬱が酷く授業をサボりまくってた私に、締切までに間に合わせるために、1週間泊まり込みで課題の監督してくれたり、とにかく良くしてくれたなあという記憶。彼女が実家通いだったこともあり、何度か私の家で徹夜で仕上げたこともあった
2015年は復学直後で留年で目立つのが嫌だったのもあってあんまり誰とも交流しなかった けど、席が隣だったふみかちゃんは色々心配をしてくれた。2016年は写真で一緒になったふみかちゃんのグループのひとりのみゆきちゃんと一緒に居るようになった。学食も一緒に食べていたし、ふたりで花火も見に行ったし、徹夜でアニメ鑑賞会とか、そういう事もなんどかした。あとバイト先のみもりさん。よく店長の愚痴を言い合って、駐車場で長話をしていた。それと…多分この頃にまみこさん。東京にも何度も遊びに行った。2017年には一緒の授業もなくみゆきちゃんとは疎遠になり、この年には別の写真で一緒になったおとなしい女の子のさきちゃんと一緒にいるようになった。ラーメンが好きらしくて、課題やりながら食べたり、打ち上げに泣きながら激辛ラーメンを食べに行ったりしていたな…。でもみゆきちゃんとはリア垢で繋がってて、今年も一緒に花火行かない?と誘われて。その時たまたま妹がこっちに来てて、2人で行くからごめんね。と断った。
2018年はほとんど引き篭っていた思い出しかないけど、タイポで一緒になった2学年下(4歳下)のもえかちゃんと仲良くなり、主に授業と課題制作で一緒にいた。終始敬語だったけど、なんか色々気にかけてくれる優しい子だった。お節介焼きできもちわるい先生に「この子が居なかったら君は卒業できなかっただろうね」と嫌味言われてムカついたがその通りかもしれない
何だか1年限りの縁が多いけど、良くしてくれる人は本当にやさしくしてくれるな、とおもう 友達を作れないという訳ではなく、続けるのが難しいという感じ。だから上の人たちとは現在一切の連絡もしていなければ今後会うこともないだろうと思う。
あと、正直いうとこの人たちが友達だったのかはよく分からないのだ 何を以て友達なのかよく分からなくて 課題の連絡事項を伝え合う仲と言われたらそんな気もする いつ居なくなっても、特段困らなかったから1年しか続かなかったのかもしれないし じゃあひとりでなんでも出来るのか、ひとりが好きなのかと言われたらそんな事はなくて だから、こんな私を目に留めて気にかけてくれた事がとんでもなくかけがえ無いと思うし、一緒にいた時は楽しかった。

私は自尊心も最低であれば自己肯定感も全くと言っていいほどない。だから、隣にいるには許されている必要がある、と思えてならない そして私には許される理由がない
まだ一緒に遊びたいし仲良くしてほしい。
私だけがそう思っても、相手は思っていないかもしれない
だとしたら迷惑をかけることになる。だから、それなら迷惑をかけないうちに離れてしまおう
きっとそういうのもある。

寂しくて切なくなる
今、crawlを聴いているから。10年前の夏を思い出すの。大学に行って垢抜けたみさと。恋人をやめようと言われて泣いた。でも、一番の友達だからね。って言ってくれて、優しくて嬉しくて、それも、当時の学校の変な級分けのせいで、私がたまたま特選組に入ってしまったせいで、私のアドバイスが上から目線に聞こえるから、そういうのが本当に嫌だった。許せなかった。もう二度と話しかけないで。って………私酷いことたくさんしてきたから、これが全てだとは思わないよ でももし私があんなこと言わなかったら、みさとはまだわたしのこと一番の友達って言ってくれたのかな、って、それは、もうずっと、ずっと……

いや。だれもみんな、私と仲良くして欲しい、いなくならないで。私が最高に素敵な絵をかけたら。素晴らしい立体物を作れたら。美しい詩をかけたら。コミュ力があれば。普通だったら。そうしたらみんな、私といまも友達でいてくれたのかな
ほんとにごめんねみんな。