遺言

一緒に生きたい

橙色

むっ…

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彼女さんに会いたい。

そして、彼女さんのお気に入りのひとに、なれたらなあ…

たくさんのことは望まない(つもりだ)けど、

どうかこの、なんでもない日々が続きますよう

大きな夢を持つこと

それを叶えること

素晴らしいことだと思う 立派。

でも私はそうはなれないし、そうなりたいとも…

 

時々、

闇雲に剃刀で引っ掻き回してた頃の、生温い緩やかな絶望の中にいるうちが、私は一番「魅力的」だったのかな、と思ったりもする

主観じゃなくて、そう見えるかな、と

当の私は辛くて仕方ないけれど、実際に、手を差し延べてくれる人もいた

私の左腕が滅茶苦茶じゃなければそれはなかったのだと思うと、やっぱり、私はつまらなくなったろう、な

ステータスとは思わなくても、そう…観察する価値が有れば看てもらえるのだと思うと

私にはなにもないから、自傷行為に明け暮れて頭のおかしい言葉を書き連ねている方が、魅力的なのだとしたら。私はそうある方が良かったのかな、と

思ったり

 

独りじゃない

人がたくさんいないところ

でも明るいとこ

そこに彼女さんと居る

足元の細かなものより明るい陽の方を見てる

もう蹲る必要もないから

雲がゆったり流れていって、さわやかな風が髪を揺らす 笑ってる顔が見える