遺言

一緒に生きたい

目が回る

感覚が遠い、というか……

こんな日々でいいのだろうか、と不安になる。

時々、今何を考えていたかわからなくなる時がある。そんな時怖くなる。

この先私が私で居られなくなったら?

私ってなに……?

私を私と定義するものは一体、なんなのだろう

生きている実感が薄いのかな

やっぱり感覚が遠い

もっと日々を充実させなければ、という焦燥感はあるけど

じゃあ何をしたらいいのかは、わからず…、

もし記憶が曖昧になって、今のことさえ忘れていってしまったら、私はなにに安心すればいいのだろう

拠り所は?

 

例えそれが痛いものでも、所属というのは大きい。ひとつの拠り所として。

大学時代はつらくて、早くここから逃げ出したかったけれど、逃げようと足掻いているうちは不安になることもないから

ひとり一日中仄暗い部屋で過ごす日々の焦り

それよりもっと酷いかも

そうね……

私を私たらしめるもの

不安をかき消すもの

世界と私を繋ぐなにか

こんな風に文字に起こすことでも良くて

……それでもやっぱりこわいの

私が零れていってしまうようで