遺言

一緒に生きたい

見て呉ればかり

卑怯だとわかってる

でもどうしても自分は、本当に助けて欲しい時、助けて欲しい人に助けてはもらえない、と思ってしまう

相談したらそんなこと言われても困ると言われて、じゃあどうすればいいの?私に何しろって言うの?と私より先に途方に暮れる 結果が見えてるもの 今までも、これからもきっとそう

 

スピーチで、一番の理解者、親友のような存在、と言っていた

事実そうなんだろうなと思う

こんなことを思うのは卑怯なことだ

けれど、じゃあ私は、実際どうなんだ、と、思わずにいられない

 

守られたことがあったかな

幼い頃いとこと喧嘩した時、いとこのお母さんは私を強く叱って、いとこをかばったけれど

私が全て悪いわけじゃ無く、どっちもどっちだった筈。でも私は、馬鹿じゃないの?と鼻で笑われただけ

たったそれだけのことといえばそう。たいしたことじゃない。でもかなしかった

父は私の悪いところを面白おかしく話すのは大得意だ

本心はどうかわからないけれど、面と向かってお前は出来損ないだとしつこく言う程度だからそれくらいにしか思ってないのかも

 

傍から見ていただけだけれど、万感の思いだった。本当にすてきだった。

お母さんやお父さんが泣いて、それでもわらって祝福し、それに嬉しそうに笑う花嫁さんも、微笑ましくて、まぶしくて、胸が熱くなった。

 

私は、ないものねだりが過ぎるのだろうな

今回父は百均で白ネクタイを買った

もう結婚式なんて出ることないと思ったから捨てた、との事

いとこと私たち、合わせて5人もいるのに。

少なくとも私たち、私たちでさえ眼中に無いのか

なんだか悲しくなる。