遺言

一緒に生きたい

幸せを赦すということ

綺麗な気持ちだけでいられるのかといえば、そんなことは無い

嫌いだとか厭だとか、そういう感情だって持ってる

その気持ちを以て世界を憎んでいる

ただ、どうしても遠い

昂った感情のまま喚き散らすことは時々、

それでも遠くて、怨む、ことが、

例えば自分が被害者だと思うことで、赦していける過去があるなら、私は、偶偶運が悪かったのだ。とすることで遠くに追いやってしまう。

そうやって感情を薄め切り離していくことで赦すことしかできない

出来ない。じゃなければ、体が強ばって、恐怖でおかしくなってしまうから、まもるしかないんだ、そうして

それはさみしいのかもしれない。と思う時がある。切なくもなる。

 

私は…ふつうのしあわせがほしい

みんなで共有できる、みんなで笑い合える幸福のかたちは…日向はあたたかいに違いなくて

だから、それだから…

誰でも当てはまる、誰でもあり、何でもない。そう言う個になることで、早く私を捨て去りたい

私はもうどうしょうもないほどきたなくて許されない、本当は許せない気持ちでいっぱいで、そんな、廃棄すべき物体が生きていていいとは思えず、でも死ぬ事も出来ないから、せめて何でもないものになりたい

何でもない、みんなの中で生きて行けるふつうというものは、きっと、幸せだろうと思う