遺言

一緒に生きたい

罅入って割れる

肌寒さ、先週はまだ、とても暑かったのに。

秋は、さみしいからあまり好きじゃない

秋は、新潟に帰る季節だったし、それに、2018年のことを思い出すと、さむくなるから、いやだ

やだったことも時間が経つと酷く愛おしくなるのは何故だろ。生きてたからかな。大したことなくて、普通にみんなもやってること 私のはきっと、みんなが聞いたら呆れてしまうような、怠惰な生活だった。そんなんで辛いなんて言っててどうするのと言われてしまうかもしれない それくらい空しい日々だった

けど私は一生懸命だったと思う 生きることではなく、あの秋は、死なないように

私はひとりだとだめなんだとおもう

けど私は一人でいた方が私を愛してあげられる 誰かといると、薄まってく 優先順位が落ちて、私はどこか遠い所へ置き去りになる

私の唯一の居場所、締め切って散らかったくらい8畳の部屋

右も左も分からなくなって、ひとりにしないでと腕を切って、これからどうしたらいいのか分からず、することが無かったから、眠剤を飲んで、そうすると明らかになる自分が汚くて泣けて、また腕を切った 大きくなった感情で普段言えるはずもない本心を綴った まあ、そのせいで独りになった 素面で後悔するような、惨めで馬鹿げた孤独を、よく誰かに知らせようと思ったな。と、そんな自分も嫌で嫌で仕方がなかった

ほんとに赤ちゃんみたいなのだ。ひどいことばで傷つけられたくない。くらべないでほしい。私を見てほしい。認めて欲しい 怒らないで欲しい。愛して欲しい。どれも、もう自分の手で勝ち取るべきもの、それが私には到底無理に思えて、1度だって得たことのないほんものの安心が欲しくて、ただ駄々を捏ねてる餓鬼と変わらない

大切にしたいのに大切にする方法が分からない 大切にしたいけど、心の中がずっと訳分からなくて、落ち着くために、噛み砕くために、怖いから逃げるために、傷つける以外の方法が分からない 何が不安なのか分からなくて、分からないからずっと消えない

私の心は醜く狂っていて誰にも理解できないし許容もされないものだって知ってる だから言わない それがいけない、らしい

どうすればいいのかは、わかる

でも足が竦む

私は求められていない、私は、私にさえも

本当にひとりきりなのだ

今必死で立ってる脚がすべて。転びそうでも、なんとか、なんとかしないと

だれも助けてくれないのではなく、私が助けてと、言う方法がわからないだけで、誰かのせいじゃなくて、私の、私がいけない

この尽きない不安を早くなくしたい

早くなくしてほしい

早くなくしてあげたい