遺言

一緒に生きたい

まるで、似ている

苦しいから言葉を書く

感情を言葉にする どれも正しいと思えないが、

私がもっと利口だったなら、

そもそも好きになったりしなかったろう

もっと利口な恋をして

利口に生きて

無意味といえば気持ちも文字も私には、そうだ。

感情を見事言い表す言葉を知って居ようが居まいが、馬鹿げた、こういに変わりはない。最初からなくても私という人間は何一つ変わらなかっただろうに

いつも無駄ばかりの人生

無駄ばかり愛して生きている

それでも好きになったことを無駄だとは言いたくなくて

結局ありきたりな言葉で好きを紡ぐ

それをゴミ箱に棄てていく

 

あなたが見てくれる夢を見て燃して逝く

目の前で破り捨てられる方がよっぽどしあわせだ。触れられることもない言葉たちは、綺麗な便箋を彩って綺麗な封筒に仕舞われて2度と誰の目にも触れずに焼却処分される